個人事業主の開業届は開業freeeが便利!

2019年9月8日

個人事業主になるには、どのような手続きが必要でしょうか?

手続きとして、まずは税務署への開業届の提出が必要です。とはいえ開業届など普通に生活していたら見る機会はありませんから、その手続きに不安になられる人も多いと思います。けれど、全く心配はいりません!

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開業freeeなら30分で書類が作れる!

が個人事業主になる!と決めた際は、まずネットで「個人事業主 手続き」と検索してみました。そうすると一番上にクラウド型会計freeeが運営している、freeeという個人事業主の開業手続きが出来るサイトが出てきました。

サイトのトップから下にスクロールするとには、「開業届作成サービス」というメニューがあるのでポチッ!

そして画面の項目を言われるがままに埋めていきます。開業届については下記の項目の記載が必要です。

納税地の住所、氏名、生年月日、マイナンバー、職業の種類、屋号、開業日

また、所得税の青色進行承認申請書も提出する場合には、上記項目とは別に下記の項目の記載が必要ですが、freeeに従って記載していけば何も難しくありません。

所得の種類、青色申告承認の取り消しの有無、事業承継の有無、簿記方式の選択

私のは場合は、個人事業主の開業に必要な開業届と青色申告承認申請書が30分もかからずに出来てしまいました。

あとは書類↓をプリントアウトして管轄の税務署に郵送すれば終了ですが、現在はスマホならばそのまま申請できるようです。知り合いの開業届を手伝ったことがありますが、そのまま申請はよく分からなくて、結局印刷して郵送していました。尚、印刷の際に自分の住所から該当する税務署を自動的に選んでラベルまで作成してくれます。ですので、郵送の場合はそのラベルを封筒に貼って投函するだけです。

開業届、青色申告承認申請書

開業freeeでの書類の作成手順は下記リンクをご覧ください。

開業したら税務署へ!開業届と青色申告承認申請書を簡単作成して提出する

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口座開設やクレカの申込は早まらない方がよい!

こうして、開業届の書類の手続きが終わると、次はジャパンネット銀行の口座開設やクレジットカードの申し込み手続き画面が現れます。

これらは開業届の後、一連の流れで申請するようになっているので、必須に思った私は全て手続きをしました。ですが、後になってちょっと後悔。これは早まらない方がよい・・・と思います。

というのは、個人事業主は屋号が名義(正確には屋号+本名)となった口座をもたなくても、個人の口座でビジネスをすることは十分可能です。さらに、クレジットカードも帳簿できちんと管理をすれば個人のカードで決済をしても問題はありません。(税務署に確認しました。)

私の場合はクライアント様が殆ど札幌市内のため、振込口座は地元の地銀の口座が都合がよいのでジャパンネット銀行は使っていません。また、諸経費の決済も個人で使っていたクレジットカードを使用しているので、freeeで作ったカードは年会費だけ払っている状況です。しかも年会費は2,200円と高いです!

ですので、freeeで開業届の書類を作ったとしても、口座開設とクレジットカードについては、事業が動き出してから考えても遅くはないとも思います。 事業開始後にしばらく経って事業用の口座を増やすことは可能ですので。

追記:2020年3月現在

起業から1年半が経過し、本州の法人企業との取引が始まったため、ようやくジャパンネット銀行の口座を使い始めました。また、売上も増えてきたため会計処理の効率化のため、ジャパンネット銀行と連動しているfeeeeで作ったカードを使い始めました。

法人との取引が主になる場合や、会計の手間を極力減らしたい場合は、最初からfreeeで口座とカードを作る方がスムーズではあります。そのあたりはご自身の事業計画や時間配分などからご検討下さい。

会計ソフトも各社の無料プランを使ってみてご判断を

開業freeeで開業届を作ると、口座開設やクレジットカードの作成の他に、会計ソフトも自動的にfreeeに無料登録となります。無料登録は使ってみたらよいと思いますが、急いで freeeに決める必要はないと思います。

個人事業主の方は、会計ソフトを使わずエクセルで管理されている方も多いです。 また、会計ソフトを使うにしても、freeeの他にマネーフォワードや弥生があり、それらを知ったうえで決めてもよいと思います。

そのあたりは別記事で解説していますので、よろしかったらご覧ください。

また、起業に関する相談でしたら「よろず相談拠点」がお薦めです。士業の先生への相談も無料で出来ますよ。

以上が開業freeeを使った開業届、青色申告承認申請書の作成に関するお話でした。