会計ソフト難民の愚痴日記~マネーフォワード→弥生→マネーフォワード

2021年3月2日

確定申告の季節がやってきました。
このブログでは会計ソフト選びについて、色々記事を書いているので最近はアクセスがとても多いです。

私自身の令和2年の確定申告はe-TAXで1月15日に終わらせました。青色申告3年目で一番早い申告です。一見、申告に慣れてスムーズだったように思われそうですが、実は令和2年は会計ソフト難民となり会計ソフトの海を漂流した結構大変な年でした。

そこで、難民として会計ソフトの海を漂流した日々を記録に残しおきます。単なる愚痴日記です。(^_^;)

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起業の年の経理はマネーフォワードの無料版でしのぐ

私が起業したのは平成30年でその年の年末までマネーフォワードの無料版を使っておりました。ですが、無料版で確定申告までは出来ないので、平成31年1月に有料版を申し込んで確定申告をしました。その時の方法はブログ記事に書いております。

マネーフォワードの有料版を申し込んだら大幅値上げ!

マネーフォワード料金改定表

1年目の確定申告はマネーフォワードの有料版1ヶ月分でしのぎましたが、2年目はそのまま有料版で継続しました。当時、月々800円だったので負担感はありませんでした。

しかし!!なんと、有料版移行3か月後に突然1,280円に大幅値上げ!1.6倍の値上げってすごくないですか?

ただ、値上げ前の年払いには新料金は適用しない・・・と書いてあったので急いで年払いにし、2年目=令和1年の確定申告も無事に終えました。

年払いに新料金適用は適用されないはずが・・・

そんな2年目の確定申告を終えた令和2年2月のある日、マネーフォワードからの月払いの請求がきたんです。前年の4月に年払い契約したからまだ請求は来ないはずなのに???

急いでサポートにメールをすると、「値上げのタイミングで年払いは新料金(月払い)が適用され7カ月で年払いは終了。そして自動的に月払いに移行してました」とのこと。( ;∀;)

年払いは新料金は適用されないと書いてあったのに、あれは見間違え?(涙

マネーフォワードに見切りをつけ弥生に移行!

結局、マネーフォワードの対応には納得いかず、もはやマネーフォワードを続ける気持ちがなくなりました。そこで、他社へのソフトに移行を決意。

移行先はfreeeにするか弥生にするか迷いました。そしたら、なんとそのタイミングでfreeeが値上げを発表。マネーフォワードより100円安い月々1,180円という微妙な金額。(^_^;) 

一方弥生は、有料版を契約しても1年間無料で使える上に、1年後の解約もオッケー。また有料プランに移行しても月666円という安さ!これは弥生にするしかない!と弥生移行を決意。

弥生に移行して知った会計ソフトの違い

ということで、マネーフォワードは解約して(でも、データはそのままにして)すぐに弥生に移行しました。弥生は契約して1年間は無料です。随分大盤振る舞いだな~と思いましたが、移行してその理由が徐々に分かってきました。。。(´・_・`)

色々な操作に都度、時間がかかる

クラウドの会計ソフトの動きなんて、どこも同じでは?と思ったら・・・弥生はマネーフォワードやfreeeに比べるとかなり違っていました。なんというか一世代前のソフト?動きはギクシャクしてるし、画面を変える度に違うアプリに移り変わるような微妙な間があるのです。

特に酷かったのが銀行などの口座連携。マネーフォワードで3分で出来ていたことが、弥生は30分くらいかかる?!これは本当に驚きでした。(どれだけ大変かは下記の記事で書いております。)

ここまで操作性に差があったら、値段を大きく下げないと戦えないだろうなあ、と納得。

ただ、操作が遅い分については慣れてくるとあまり気にならなくなったのですが、それよりももっと困ったことが。。。

マネーフォワードの仕訳の一部を弥生が断固拒否

マネーフォワードの仕訳データを弥生に移行しようとしたら、一部、拒否されたのです。理由は弥生の入力は規則が非常に厳格で、規則に合わない仕訳はエラーが出て入力出来ないため。

拒否された仕訳は弥生上で入れ直せばなんとかなりました。ですが1つだけ、創業期の仕訳に矛盾があるとして弥生が断固拒否。結局、この仕訳がどうにもならず決算書が作れないことが判明しました。(T_T)

雨降って地固まる~やっぱりマネフォはいい・・・

ということで、結局令和2年の12月に弥生からマネーフォワードに戻り、弥生が指摘した創業期の仕訳についてはマネーフォワード上で修正し、令和2年の確定申告は無事にマネフォワードで終えました。

それにしても10カ月ぶりにマネーフォワードときたら、無料版でも口座やカード情報は口座連携で取り込んでくれてるし、弥生のデータもあっという間に移行できるし、あまりの快適さに衝撃でした。( ;∀;) マネーフォワードとは色々ありましたけど、雨降って地固まるで自分にはマネーフォワードが一番合っている、と思いました。

それでも初心者の方は弥生が無難・・・

以上が私の会計ソフト難民の日々の愚痴でした。

私のように簿記の知識があり、経理の経験がある人間でも起業して3年間の確定申告はこんなに右往左往でした。思いますに、普通に起業して青色申告を選ばれ自分で経理されている方って日々の経理はどうやっておられるのか?と不思議です。

尚、弥生についてはディスってますけど、初心者で仕訳が少ない方は弥生が無難だと思います。1年目の費用がかかりませんし、間違った仕訳をするとすぐに指摘してくれます。こういう部分が、freeeやマネーフォワードは弱いのです。

尚、freeeについてはあまり書いておりませんが、freeeの指示に従って口座やカードを作れば、経理がとても楽になるのでお薦めです。そうした点も含め、難民の日々を通して分かった会計ソフトの選び方ポイントを、別記事でまとめたのでよろしかったらご覧ください。

愚痴日記は以上です!あースッキリ!(≧▽≦)