【RIN通信84】現実と自分の気持ちとの間で 折り合いをつけて、 目の前のことに集中する
2020/03/09配信
—————————————————-
現実と自分の気持ちとの間で 折り合いをつけて、 目の前のことに集中する
—————————————————-
今日ご紹介するのは今年91歳になられる精神科医の中村恒子さんの著書
現在も現役で働いておられる中村さんですが触れあった患者さんたちは、皆、元気を取り戻されるそう。
中村さんの何が、患者さんたちに力を与えるのか?というと・・・
日々たんたと、目の前のことに徹して生きていく
という姿なのだそうです。それは老体をものともしない働きぶり?それとも、すごい使命感?(。´・ω・)?と思ったら、当の中村さんは
「お仕事は正直言って好きではない」
とのこと。え!?( ;∀;) そうなの?そして、ただただ・・・
目の前の患者さんが頼ってくれるならそれに応えよう自分にできることならしよう
ということくらいだそうです。そんな中村さんの仕事観とは・・・
「働くのは、自分が食べていくお金を稼ぐため」と割り切ってええと思いますよ。それが、人間が働く原点なんですから。
昔から「大志を抱け」とよく言われるけど、あまり立派な志や高すぎる目標ばかり持ちすぎると未来のことや成果にばかり気がとらわれてしまいます。すると、目の前のことに打ち込めなかったり迷いが生じてしまうんやないでしょうか。
なんだか、清々しいですね。(^_^;)思いますに、 中村さんの言葉から溢れる
“意識高くない感”
が患者さんに元気を与えてるような?(^.^)本には、こんなに気楽でいいんだ~・・・と思える言葉が沢山書かれていました。
そして、中村さん曰く、昨今は、人々が早急に「正解」を求めがちだとか。でも90年を生きてこられた中村さんからすると
人生は山り谷ありで「正解」などなく現実が思い通りにならなくても自分の気持ちとの間で折り合いをつけて、目の前のことに集中する
これが結果的に、うまいこといく人生になるそうですよ。(^^)/
—————————— ———————-
小ネタ:もう1人の恒子さん~現在105歳の笹本恒子さん
—————————————————-
ご存じの方もおられるかもしれませんが日本で最初の女性報道写真家の 笹本恒子さん現在、105歳でいらっしゃいます。
今から55年前に50歳で引退されましたがなんと、71歳で再び写真家に復帰!?
以後、ずっと活躍をされていました。実は、笹本さんが97歳のときに札幌で開催された講演会に行ったことがあります。
とってもおしゃれでチャーミングなおばあちゃま。ステージにブーツで登場されて2時間、しっかりお話をされました。
そのお話が圧巻!95歳のときにパリで腰の骨を折って治療をしながら、 アフリカに行って講演会をこなしたお話とか・・・
関東大震災や2度の戦争を体験され終戦・・・のお話が第二次世界大戦ではなくて第1次の方でびっくり、とか。(^_^;)
2人の恒子さん、どちらも長い人生でご苦労をされてますが軽やかだな~と思いました。(#^.^#)
—————————————————-
お知らせ: こんなご時世ですが、ネットでの成果報告を色々頂きました。
—————————————————-
新型コロナウイルスの影響で沢山の方が活動を自粛されていると思いますが
そんな中、先週、クライアント様よりネットでの成果報告を色々頂きました。
具体的には、ネット経由でのファイナンシャルプランのご相談、エステのお申込み、ECサイトで食品販売の売り上げ増加など。
リアルでの活動が自粛されている分ネットでの活動が活発化しているのでしょうか?(';’)
<ブログより>
確定申告の受付、4月16日まで延期されましたね。時期的に会計ソフトを迷われている人も多いと思い選び方についてブログ記事を書きました。
青色申告ソフトfreee・マネーフォワード・弥生~選ぶ際の3つのポイント
—————————————————-
以上が今週のメルマガでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。m(__)m
今日ご紹介するのは哲学者の梶谷真司さんの著書
考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門
Amazonでベストセラー1位だったのとコロナ禍によって、 考えることが 求められる時代になると思い読んでみました。梶谷さんは冒頭で日本の社会について
学校でも職場でも教えられたことを教えた通りに行うことが求められそれはむしろ「考える」の反対の「考えないようにすることですらある」
と仰っていますが、確かにそうかも。(^^;)更に・・・考えないことで、私たちは「自由」を失っている
とのこと。これって 言い方悪いですが私たちは家畜化してる?(;´・ω・)ただ、この本は2018年に書かれた本でコロナ禍によってそういう時代は終わりつつあるような?
本書で梶谷さんは、 私たちが自由を手に入れる手段として
哲学=考えること
をお薦めされています。哲学は難しいイメージがありますが梶谷さんお薦めの哲学はもっと敷居が低くまずは、何でもいいので疑問をもつことから始めたらいいそう。そして、問いを問い、問いを重ねる
例えば、人とすれ違ったとき・・・「あら、素敵な人♪(≧▽≦)」と思ったらそれで終わらせないで「なぜ、素敵と思うのだろう?(・・?」と考えてみる。(下世話な例えでスミマセン)
この「なぜ」を繰り返すことで考えが深まり広がって 哲学的なものへ変化するそうです。更に大事なことが書かれていました。
それを他者に対して語ること
他者に対して「伝える」ことが出来て初めて自分にとっても考えが明確になるそうです。先の例ですと「素敵な人を見かけたんだけど、こういう 理由で素敵だと思ったの♪」と誰かに伝えてみる。(#^^#)
「問い、考え、語ること」 によって難しい時代を 自由な思考で乗り切りましょう!( `ー´)ノ
*オフィスRINのホームページに飛びます
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません