【RIN通信86】西洋が世界征服できたのは病原菌のお陰?

2018年2月27日

2020/03/23配信

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西洋が世界征服できたのは病原菌のお陰?
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今日ご紹介するのはアメリカの人類生態学者ジャレド・ダイヤモンド氏の著書

銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎

2012年に発売された本ですが新型コロナウイルスの影響でしょうか今、Amazonでベストセラーになっています。

この本には、 なぜ西洋が世界征服を出来たのか?その理由が色々書かれていますが理由の1つに病原菌 ・・・が挙げられています。

伝染病のもととなる病原菌は動物から感染ることが多いそうです。新型コロナウイルスもコウモリから人に感染した・・・と言われてますよね。

西洋は古くから牧畜が盛んだったため動物との接触が多く動物由来の色々な伝染病の蔓延を繰り返したそうです。結果、西洋の人たちは色々な伝染病の免疫を持つことになります。

やがて大航海時代になると西洋人はアメリカ大陸を征服しますがアメリカ原住民を死に追いやったのは武力よりも主に病原菌 だったそうです。

西洋人が持ち込んだ病原菌は免疫を持たないアメリカ原住民にあっという間に広がりなんと9割!?の原住民が疫病で亡くなったそう。(/ω\)

つまり・・・伝染病って感染しない方がいいけど免疫がないというのも、 それはそれで怖い・・・ってことですね。 (;’∀’)

他に世界征服できた理由としてユーラシア大陸が同じ緯度で横長だったので同じ食物を栽培しやすく文明が横展開しやすかったことなどを挙げています。

よって、西洋人の世界征服は地形や気候や環境がたまたま良かっただけ!けして西洋人が優秀ということではないそうですよ。(^^)

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メルマガに使える小ネタ:ウイルスって生物ではない!?
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ウイルスと細菌の違いってご存じですか?

細菌は栄養があれば単体で増殖できるのですがウイルスは単体では増殖できないそうです。

じゃあ、ウイルスはどうやって増えるのか?というと、人など生き物の体に入って増えるそうです。

これによりウイルスは単体では増殖できないので生物ではない・・・ということになっているそうです。

ところで、先日パリで「コロナウイルスにも生きる権利がある!尊重すべき!」( `ー´)ノと主張をする人が現れ話題に。。。

ネット上ではいや、そもそも生物ではないから・・・とツッコミが入っていました。笑(^_^;)

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お知らせ: メルマガの反響をご報告頂きました。
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今年からメルマガ配信を始められた本州のクライアント様よりメルマガの反響について、ご報告を頂きました!当メルマガへの転載を許可頂きましたので以下にご報告させて頂きます。

尚、クライアント様は地域密着のタウン新聞を16万部発行されています。メルマガの配信先は広告主などの法人様です。

<メルマガの反響>
①シニアクラブの会長様からメールの返信を頂き、記事掲載に繋がりました。こんな時期だからこそ、「メールの配信で勇気づけられました。」とのことでした。 新聞の配布もお手伝い頂くことになりました。
②建設関係のお客様から「同じことを考えていました。本当にびっくりしました。」出来ることを前向きにやろうと思います。又、色々提案下さい。
③リサイクルショップ様から「●●新聞さんはいつも元気ですね。広告続けて掲載させて下さい。」と連絡がありました。
こんな時だからこそメールで繋がれるのがお互い嬉しいのだと思います。

ありがたいお話ばかりです!ご報告、ありがとうございました!<m(__)m>

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以上が今週のメルマガでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。m(__)m

今日ご紹介するのは作家の橘玲さんの著書

貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

この本の紹介文をご紹介しますと

グローバル資本主義の台頭とともに、楽園を追われるようになったサラリーマン。望むと望まざるとにかかわらず、すべてのものがフリーエージェント化していく。

今の時代の話かな?と思ったら、 2013年に書かれた本でした。( ;∀;)まるで、最近のことのような内容で、アマゾンの講談社+α文庫でベストセラー1位でした。

2013年に、これからフリーエージェントの人がどんどん増えていくだろうと仰ってますがその理由が1970年代のアメリカが、その経験をしているからで日本もアメリカと同じようになるとのこと。

とても意外だったんですが、アメリカは戦後しばらくは「会社は家族であり、社員はその子供たちだった」そう。その家族が1970年代に崩壊します。原因は・・・

トヨタやホンダなどの日本企業の攻勢によるリストラ

日本が原因だったとは?!(';’)これにより、企業は海外に市場を求めて多国籍化し個人は市場で生き残る方法を探さなくてはならなくなりその中で、クリエイティブな仕事をする人たちがフリーエージェント化して新しい文化を生み出したのだそうです。

この1970年代にアメリカで起こったことがこれからの日本で起こると仰ってますが、本当にそういう感じですね。(+_+)

では、どうしたらいいか?というとそれが、本のタイトル「貧乏は金持ち」に繋がります。簡単に言うと、

個人が法人を作って(本書ではマイクロ法人と命名されています)少ない給与で税金を減らし、税金のかからないお金を投資に回す

というお話です。このスキーム、よく聞きますよね。 ただ、本書ではこれをやらないと個人は生きていけない時代になる、と仰ってます。うむ~(+_+)

最後に、本の中の言葉を紹介して終わります。

マイクロ法人をつくれば、ひとはビンボーになる。そして、それがお金持ちへの第一歩だ。

*オフィスRINのホームページに飛びます